2011年07月31日

言霊(ことだま)


言霊(ことだま) 昔から言われている、言葉の力

これは、確実に有ると思う。

昨日、仕事が一段落してから、社員みんなと食事をしていた時

ふと・・新入社員の仕事振りを見ていて、気になる事が有ったので聞いてみた。


「ひょっとして・・・慌てないように!と自分に言い聞かせて仕事してない?」

慌てないように、仕事をしなければ・・!という考え方は・・・あまり良くないと思う。

結果的に、あらぬ失敗を犯してしまう。

失敗とまで言えないまでも、見ていて・・・不安になる動作である。


人間の脳は、実は・・そんなに器用には出来ていない。

物事をじっくり考える能力は有っても、とっさの行動や、とっさの判断力は

日ごろの鍛錬で作られる。

無意識のレベルにならないと、自分のものにはならないと思う。


たとえば 「これだけは・・人に話さないでね!」と、言われた事は

脳に、この話は人に話しちゃいけない・・とインプットする。

しかし話の内容は頭にしっかり刻まれているが、それをしてはいけない

という、インプットの仕方は、とっさの時は逆に働く・・・

なので・・・ついつい話してしまう。


もうひとつ・・よくある話で 次の図のような配置で、箱が置いてある時

奥に有る、赤い箱を取りたい時

「青い箱を、どかさないと取れない」と言う事が多い。


0221033.jpg


ない・・・という否定形を2回使って、肯定形にする・・2重否定の言い回しなど

自分でも・・・日常的に良く使っていると思う。

やらないわけではない・・とか、分からない事は無い・・とか

何言ってるのか・・意味が、分からんようになるねーー


〇〇が無いから・・〇〇出来ない・・・という、言い方も多い

お金が無いから買えない。 時間が無いから行けない。 勉強してないから分からない。

練習してないから出来ない。・・・などなど・・・


さっきの赤い箱の話だけど・・・どかさないと取れない・・ではなく

もっとシンプルに、青い箱をどかせば取れる。

と、考えると・・・直感的でストレートに入ってくる。


実は、ここが大切なところで・・・肯定形で話を作る事を、クセにする。

忙しいから行けないだろうなーと・・否定的に考えるクセの有る人は

忙しくても何とか時間を作って行く!と決めると、出来るようになる。


たとえば・・・エェー、コホンッ!(;-o-)o" たとえ話が多いねー(≧ε≦)

子供の場合は、分かりやすい。


お手伝いしてくれる子供に、お母さんは「こぼさないでね!」と言ってしまう。

子供の脳には・・・こぼす・・・という言葉がインプットされる。


すると・・・怒られないように、こぼさない動作を心がけて、神経と筋肉が萎縮する。

結果・・・こぼしてしまう。 

すると・・「ほらーやっぱり、もういいから!」と、言ってしまう。

〇〇しないでね! という、言い回しは・・やはり良くない。

ここでは・・上手に持って行ってね!と、言った方が良さそうだ。

こぼす というイメージなど、子供の脳に与えなければ良かったのだ。


こうやって肯定の形で、言葉を組み立てる事や、考え方は

子供の教育を考える時に、大切なプラスの習慣(クセ)を作る事が出来る。

積極性を・・というよりも、積極的な性格を作る事が出来る。

大人の世界でも、こういう例は多いと思う。


ネガティブとポジティブ、陰と陽

色々な物事に、クヨクヨしていても、いい事は起こらない。

と言うよりも、今までの話を考えると・・・

悪いイメージしか脳にインプットしていないのなら、良くなるはずが無い。

・・・と、あえて・・・ない・・ない・・・と使ってみた。


これを、言い換えると

良いイメージを脳にインプットすれば、良い事が起こる。

きつい時は、そう思う事が大変な時も有るけど・・そういう脳のメカニズムが

分かっているのなら、早速・・今日から、入れ替えよう。


うちの社員の話に戻ると・・・

慌てないようにしよう!というのは、「慌てる」いう言葉だけが意識に残るので

〇〇しないように!というインプットの仕方ではなく

ストレートに簡潔に・・「落ち着いて行動する」・・それだけをインプットしよう。


慌てそうな場面になったら、一呼吸置いて、いつもより落ち着いて行動する。

何度か繰り返すうちに、自分の中に 習慣(クセ)となって形成される。

それは、様々な現場や、状況下で活かされる事になる。


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