最近、この方の記事を読んでいますが
葬儀のコーディネーターという職業柄
葬儀業者、消費者・・・どちらとも関わっているので
地域性は有るにしろ、かなり正確な情報ですね。
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2007年〜2010年にわたり、全国で葬儀勉強会を開き
そこで6630人にアンケートをとった結果です
回答年齢は60代が35.2%,70代が35.2%と大半を占めています
葬儀勉強会に出席しようと思ったきっかけは?(複数回答)
@知識を深めたい・・・・・・・46.8%
A自分や配偶者のために・・・・41.8%
B情報収集・・・・・・・・・・26.6%
C高齢者がいる・・・・・・・・20.0%
D実際に葬儀を経験して・・・・11.4%
E身内に容態の悪い人がいる・・ 6.3%
Fその他・・・・・・・・・・・ 2.8%
この結果を見ると
葬儀の情報が欲しい、ということ人がいかに多いかわかります
やはり葬儀は未だに、よくわからない世界なのですね
60代、70代の女性は
夫の両親
自分の両親
そして
寿命から考えれば
自分の夫と、5人の人を送る可能性があります
親の近くに子供たちが、住んでいるとは限らず
親の世代も、嫁より自分の娘に世話をしてもらいたいと思う人が
増えているそうです
この年代になると親の死を考えながら
同時に自分たちの死も考えるようになります
どちらが先に逝くか、解らない年になっているからです
だから、機会があれば知識を得たいと思うのですね
そして、次の質問は
葬儀、仏事に関することで
『不安』だと思うことを教えてください(複数回答)
@葬儀費用・・・・・・・・・・39.8%
A死亡後〜葬儀後の流れ・・・・37.3%
B葬儀社選択・・・・・・・・・33.5%
C知識不足・・・・・・・・・・33.2%
D宗教者のお礼・・・・・・・・31.7%
E葬儀後の手続き・・・・・・・28.8%
F安置先・・・・・・・・・・・16.3%
G宗教者の手配・・・・・・・・14.1%
H遺産相続・・・・・・・・・・13.8%
I墓地・・・・・・・・・・・・ 9.4%
葬儀そのものだけでなく
宗教者や
死にまつわるいろいろな手配、手続き
自分が動くべき内容など
多岐に渡る不安がみられます
この不安は、一体、どこで聞いたらいいのでしょう
きっと、聞く場所さえ見当がつかないのではないでしょうか
マスコミで常時取り沙汰されている、とはいえ
自分の欲しい情報がうまく聞き込めるとは限らないし
もしかしたら
あのマスコミの葬儀情報も
目にしたり、買いあさっていたのは
騒がれていた葬儀社自身で
一般の方たちは、ごく一部の方しか
見ていないのかもしれない・・・と最近になって
思い始めました
こういう不安は
地元の葬儀社に気軽に聞ける環境ができていると
いいですね
わざわざ「葬儀勉強会」などと、名付け無くても
買い物ついでにちょっと寄って聞けるように
なると良いですね
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日記