2012年02月04日

おかげさま


お陰様(おかげさま)

何気なく使っているこの言葉・・・よく見ると

「陰」という言葉に、「お」と「様」を・・・。

お父様、お母様・・と同じく、最大の敬いの表現。


「お疲れ様」という言葉にも、意味が通じますね。

うちの会社では、社内に出入りするたび・・日に何回も

ほぼ全員が、何気なく使っていますね。



ずいぶん昔に、大好きな「田中真澄」先生から

教えていただいた言葉があり・・それは

脳裏に深く刻まれている。


「俺が 俺がの  我(が)を捨てて

   お陰 お陰の  下(げ)で生きよ」

田中先生本人の言葉ではなく

昔のお坊様「鈴木正三」の言葉だという事です。


そして、ご近所では、串間の商工会館にも

この詩が掲示されているそうですが

上所 重助(かみところ しげすけ)さんの

『おかげさま』という詩です。




夏がくると、冬がいいと言う

冬になると、夏がいいと言う

太ると、やせたいと言う

やせると太りたいと言う


忙しいと、閑になりたいと言う

閑になると、忙しい方がいいと言う

自分に都合のいい人は、善い人だと褒め

自分に都合が悪くなると、悪い人だとけなす


借りた傘も、雨があがれば邪魔となる

金を持てば、古びた女房が邪魔になる

世帯を持てば、親さえも邪魔になる


衣食住は、昔に比べりゃ天国だが

上を見て不平不満の明けくれ

隣を眺めて愚痴ばかり

どうして自分を見つめないのか

静かに考えてみるがよい

いったい自分とは何なのか?


親のおかげ、先生のおかげ

世間様のお陰のかたまりが、自分ではないか

つまらぬ自我妄執をすてて

得手勝手を慎んだら、世の中はきっと明るくなるだろう

俺が、俺がの我(が)を捨てて

お陰様で、お陰様でと、暮らしたい

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