2013年06月08日
今日という日を精一杯生きなさい
先日の講演会で、老い支度について話をして
その後、懇親会の席で参加者の一人から
「うちの母も高齢だから心配なんだけど・・」と
相談を受けた、そのお母さんが昨日亡くなられ
今日は・・今からお通夜です。
会者定離は・・分かってはいても・・・突然の事で
動揺してしまうのは仕方がない。
なかなか、準備は出来ないものだと思う。
年齢的に、そういう時期なんだろうと思うけど
やはり・・準備するに越したことはない。
昨夜の、高原町商工会でも会議が終わり・・懇親会の席で
高齢の両親が居るので・・もしもの時の心がけを・・と尋ねられた。
老少不定・・・年寄りが先で、若者が後・・という決まりも無い。
仏教では、明日というのは来るか来ないか分からない・・と
教えている・・・確かに明日の事は分からない。
親を送るのは、子供の務めなので当たり前だと思うが
いざ、自分の事も・・頭の隅に置いとかないと・・
それが、娑婆というところで生きている者の宿命ですね。
だから、今日と言う日を精一杯生きなさい・・という教えが
なおさら心に響く。
「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい。」
という、ガンジーの魂の言葉の中にも、そういう名言が有る。
悔いの無いように一日一日を精一杯生きる。
当たり前ですが・・なかなか大変な事です。
だけど、毎日100%で我武者羅に・・・という意味ではなく
永遠に生きると思って・・常に学びの姿勢で生きて行く。
その集大成が・・・自分自身の人生・・だと思います。