2010年06月30日
だから・・・
そういう目に・・何度も遭うと
自己防衛するようになる。
聞かれても自分からは、職業を明かさない
名刺は・・出来るだけ「プライベート名刺」を使う
つまり、名前と、住所と電話番号しか書いていない。
これなら、祝いの席で怒られることもなく、突っ返される事もない。
同級生からも「何で葬儀屋なんか・・始めたの?」と聞かれるし
当時は・・全てが・・・そんな、時代だった。
つらく、悲しい青春時代が・・長かった。
それでも・・お金が有って・・希望があれば・・我慢できたかも?
親とも・・・何回も・・
もう・・辞めよう・・廃業しようと、ケンカになった。
きっと・・・親は、夜中に泣いていたに 違いない
大きな借金をして、事業をスタートしたとき
この仕事、うまく行くと・・・希望を持って、スタートしたのに
思うようにならない・・・事への・・・悔しさ
出来ない自分への、歯がゆさ
大喧嘩した日・・
食事時になっても・・姿が見えない父・・・
・・・探すと・・・真っ暗な部屋・・
仏壇の前で・・・必死にお祈りをしていた。
自分の馬鹿さ加減に・・・・今、気が付いた
もっともっと、苦しかったのは・・・親だった・・
「ごめんね・・父ちゃん、大丈夫だから・・もっと頑張れるから」