2011年02月22日

シャッター通りの活性化について


昨日の宮日新聞の 3面「客論」のコラムに

興味深い記事が、掲載されていた。「シャッター通りの処方箋」


何と言っても・・・この方の経歴がスゴイので 気になったんだけど

日南市生まれ、東大文学部卒、TBSプロデューサー、学習院大学非常勤講師

・・で、見た目が、スキンヘッドの・・サンプラザ中野っぽい

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中央通りがシャッター通りになる その原因は・・・と、聞かれれば

今までの考え方は、ほぼ全員・・・駐車場が整備されていない・・と答える。

もちろん、それだけではなくて・・魅力的なショッピングセンターに

お客を奪われているわけだけど・・・。


まず、既存の中央通り商店街は不便・・となる。

都城の例でも、大型SCが出来てから、商店街からお客が目に見えて減った。


郊外に大型の駐車場を備え、巨大なフロアに、様々な専門店が並んでいるので

カートを押しながら、ほぼ全ての欲しいものが手に入る。

そして、そのまま車に積み込んで・・・自宅まで。

大きな荷物を抱えて、買い物をする 今までのスタイルとは

比べ物にならないほど便利である。


では、魅力的な店が集まっていて、便利な駐車場が有れば・・

お客は帰ってくるのか?・・・しかし、現実には・・・

さらにお客は減り、採算の取れない店舗は撤退し、シャッターが目立つ。

行政も地域の商工会と、様々な国の施策を利用して、ハードの整備を続ける。

しかし、全国的にも 上手くいってる例は少ない。


不便と便利の違いを 見て行くと・・・やはり違いは、駐車場と思う。

が、今回の記事は・・全く逆転の発想をしている。

車中心の商店街を・・・車を排除する商店街に!という記事だ。

商店街の中から、車を・・所によっては自転車まで、排除しようというのだ。

どんな効果が有るか・・というと

子供や高齢者に安全な 買い物スペースとしての商店街だ。

そのエリアには、車が入れないので 事故の心配は皆無である。


確かに現在の商店街は、店舗と駐車場が隣り合わせで

小さな子供は危ないので、お母さんは子供の手を離す事は出来ない。

高齢者も、荷物を持っておちおち歩いていられない。


買い物ゾーンと、駐車ゾーンを切り離した考え方は

確かに今までも有ったが・・・車を完全にシャットアウトする・・という

ところまでは、徹底できなかった。

というより、様々な地権者が混在する地域の 区画割りは容易ではないので

実現不可能と、計画すらされなかったのだろうと思う。


このまま商店街が無くなって、完全に空洞化が進めば

町の中心部は寂れれいて、端っこが盛隆している

しかし、中心部の地価は・・今なお高い・・・

固定資産評価は、相変わらず高いので

税負担は、不便な場所にも関わらず高いという・・・

分けのわからん現象が起こっている。

これでは、住む人さえいなくなってしまう。


現実には、中心部に住んでいる人は・・かなり少なくて

ドーナツ化現象により、ベッドタウンに多くの人は住んでいる。

そして、さらに地価評価の低い地域がベッドタウンになり

さらに、税負担の少ない地域へと・・・新築住宅地が広がっている。


これも・・多少の距離は何でもない・・便利な車を誰でも持っている。

そこの人口増に目を付けた・・食品スーパーや病院が出来る。

そこに今度は、イオンなどの大型SCが出来ると・・一変、便利な場所となる。


中心市街地に活気を取り戻すには、そこに住んでる人たち

お店の経営者「地権者」が

利己主義を排除し、この場所を何とかしたいと・・・熱望し

みんなで団結して、取り組むしかない。


みんなで、土地の有効活用を話し合い・・区画割りを実施し

今まで有った 都城大丸のような核店舗を中心に据えて、再開発を進める。


現実には、集客イベントの開催にさえも、眉をひそめて

開催に批判的な、お店のオーナー達が居る限り、かなり難しいだろう。


実際の例でも、店舗の移動は・・・してもいいけど・・

保証金はいくらだ?そんな金額じゃ?・・と、相変わらず利己的である。

これじゃ、やる気のある行政マンや商工会担当者も・・パワーを削がれる。

やはり・・・とんでもない カリスマ的なリーダーが必要だ。

商店街をまとめ、人の気持ちをまとめ、ぐいぐい引っ張っていくリーダーが。

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