震災の規模が、大きすぎて・・・復興と言う言葉を、確信出来なかったが
ここ最近・・・やっと、長時間かかるだろうが・・・少しずつ元に戻せる・・と
感じる事が、出来るようになった。
きっと、この経験は・・・日本を日本人を・・いや、全世界の人々を
強くする事が出来ると思う。
生き残った者たちが、教訓として、この災難を・・・次世代へ活かしていく事が
亡くなられた方々への、せめてもの、弔意だろうと思う。
地震や台風などは、どうしようもない・・・天災だけは・・・誰のせいでもない
でも、原子力発電所の災害は・・・予想される災害に耐えうる設計・・と言う事なので
今回の事を、想定外・・と言う。
想定外ではなく、予測が甘かっただけだろう。
過去のデータを元にして、設計した・・・原子力・・放射能放出と言う
人体のDNAを壊すという、とんでもなく恐いものを。
放射能が、どれだけ恐いのか・・・日本だけでなく・・地球も滅ぼしかねないもの
チャイナシンドロームという言葉を、聞いた事もあるかも知れないが・・
これは、アメリカ映画のタイトルである。
![81Ir7notzxL._AA1413_[1].jpg](http://aiwahall.sakura.ne.jp/sblo_files/aiwa/image/81Ir7notzxL-thumbnail2._AA1413_5B15D.jpg)
映画は、見た事は無いが・・・今回の原発事故を見た時に、原作を思い出した。
アメリカで原発事故が起こり、炉心が溶融し・・・超高温となり
そのままメルトダウンし・・・
地球を突き抜けて、反対側の中国に到達するかも知れないと言う・・
原子力の恐さを、訴える映画だったような気がするが
実際、その後スリーマイル島の原発事故が発生している。
今回の福島原発の事故は、ここまでひどくないが・・・もし冷却できなければ
もし、汚水の処理が出来なければ、もし爆発でもしたら・・と不安は消えない。
こうなると、原子力の利用・・というものについて・・・消極的にならざるを得ない
まだ、この難易度の高いエネルギーを使うべき時ではない・・と言う事になる。
しかし、いずれ、石炭・石油・天然ガス・・などの資源は枯渇する。
となると、発電するための エネルギーを探さなければならない
残念ながら、太陽光も風力も・・・コストの割りに不安定で・・メインにはなれない。
水力発電も・・ダム建設の問題、雨量に頼る不安定な要素もある。
となると・・・プルトニウムの核分裂を熱源に使う「原子力」というエネルギーが
二酸化炭素もないので、地球温暖化を抑える事が出来る。
なかなか、一長一短で・・・うまくいかないが
先進国は、今でも「原子力」を上手に使おう・・と、思っている。
だから、今回の事故の収束のために、先進国からあらゆる機器が導入されている。
この事故で、勉強した事は・・・今後の、地球のために大いに活かされるのだろう。
実際に、高台にあれば・・今回の震災でも・・ここまでの被害は無かったはず
揺れには耐えたが、津波で壊された。
教訓は人々を賢くしてくれる・・・想定という、大した根拠も無く作ったハードル
今後・・・どのような議論が交わされ・・・安全だと言う壊れた神話を
人々に どうやって、植え付けていくのだろうか?
もう、だまされる人は・・いないと思う。
でも、このまま・・・地球の化石燃料が枯渇した時に・・・
膨大な電力を、どうやって賄うのか? いずれにしろ・・・深刻な問題である。