2011年05月27日
自分史を作る
「自分史」・・・以前から、このテーマについて考えていたんだけど
なかなか、考えがまとまらなかったので・・そのままになっていた。
最近は書店に行けば・・そういったノートや、もう少し立派な記録帖が売られている。
内容はどれも・・・一長一短・・似たようなものである。
書き方のマニュアルも付いているので、ページ数を増減できるノートが
便利かもしれない。
学生時代の事に多くのページが用意されていても、全員が大学まで行ってるわけではない
そもそも・・・なぜ?自分史という物が出てきたんだろう?
自分の歴史を振り返りながら、記録する
日記ではなく・・・当時を思い出しながら書いていく
想い出しながら書いていく・・という行動に意味が有るのかとも思うけど
昔から、こういった記録を書いている人は・・一般人の中にも居たと思う。
ではなぜ?今になって、出版社が売り出すほど・・ニーズがあるのだろうか?
平均寿命が延びてきたからなのか・・・生涯学習活動によって学習意欲が出てきたからか
言える事は・・・自分の生きてきた「証」を・・子孫に残したいという行動だと思う。
なんの変哲もないと思われる、普通の人にも・・実は多くの歴史がある事を・・・。
そして・・それを今一度思い起こして・・・その後の活力として活かしたい。
もし、80歳で書きはじめるなら・・・幼少期から・・・思い出し・・思い出し・・・・
昭和初期・・・戦前戦中の混乱期・・・戦後の復興・・学校の事・・・結婚の事
子供が出来て・・・仕事に励み・・・家を建て・・車を買い・・家族のだんらんが有り
書きはじめたら・・・それは凄い歴史が(自分史)が出来る事と思う。
ただ単に出来事のみを綴るのではなく・・その時の考え方も同時に記録した方がいい
悩みや喜び悲しみ・・・迷いや決断と言った・・心の内も記録し・・・
後に読みながら・・・生き様まで窺えるような作品になればいいと思う。
当然、ノンフィクションなのだから・・・本物の自分史である。
忘れ去られる事無く・・・後世までも、受け継がれていくような気がする。