さて、今月も社員の皆さんが提出してくれた「自己採点表」をまとめています。
最近変わった事と言えば、そのつど返却しなくなった事

これは前にも書いたけど、点で見ることを止め線や面で見れるように
との、経営診断士のアドバイスも有ってやっているが
なるほど・・・と、思うことが見えてきたと感じる。
今までは、毎月の社員の書き込みに対して
意見や感想やアドバイスを書き込んで返却していたが
ただの交換日記っぽくなっていて、会話でも解消できたり
社員間のミーティングでも解決できる事が多かった。
答えを出しすぎない事・・・・
これも、社員一人一人の成長のためにも必要な事だと感じる。
とりあえず、半年ほど成長の過程や、考え方を見ていく事で
大切な事が分かるようになった。
目標を持って頑張っている人は、自分自身の立ち位置が分かっていて
そのためにチャレンジし、その結果を・・的確に反省している。
そして、実際にそれが良い結果として出ている。
毎月、同じ事を書いていて・・・成長していない事が分かる事もある。
大切なのは、テクニックだけ・・・ではない。
「どんな人になろうとしているか?」である。
経営を育てるためには「人を育てる事」 これに尽きる。
たまに・・・給料を払う日が不適切だ・・と苦情が書いてあったりする
びっくりするが・・・その人のセンスなので仕方がない。
全員が高いレベルでないと会社が動かない・・という事も無い。
やっぱり、人事評価制度を取り入れた方がいいんじゃないか?
そう思うことが、最近多くなってきた。
会社に貢献した分が、そのまま給与や待遇に反映されるのが
誰でも、適切だ・・と、思えるはずである。
常に前向きで、尊敬している経営者仲間と話をしていた時に
「説明するのもイヤになる事が有る・・」と言う
確かに、経営の部分にまで踏み込まれたくない事は有る。
でも、ひとつの意見として・・スルーすればいいんじゃない?
経営者の立場にならないと分からない事は多いわけだから・・と言うと
その部署だけ・・不穏な空気が漂っているらしい・・・なるほど
社長が居ない時に、その事が社員間で話し合われているわけか。
社内に流れる空気「理念の空気」は、全員で統一させないと
思わぬところから、ほころびが出てしまう。
社員間で、マイナスの愚痴や不満が出始めたら
理念に沿って、早急に大改革を進める時かも知れない。
こういう会社にこそ、人事評価制度は必要なのかも?
うちの会社は、幸い?小さな会社だから見渡せるけど
支店や部署が増えてきたら、こういった問題も出てくるのか。
本当に信頼できる「右腕」となる社員を要所に配置する
そういう事で対処しないと、放っとくと・・・いずれ
みかん箱の中にあるみかんは・・全てダメになってしまう。