2012年03月14日

本から読み知る


ここ最近、読書にはまって・・・睡眠不足だが

小説でもないのに・・読み始めると止まらない・・・。


なぜかというと・・大変役に立つ事が書いてあるからだ。

当たり前か・・(^^ゞ

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特に「損益計算書」ではなく

「貸借対照表」を見る事についての記述は・・・なるほど

勉強になります。




それはそうと、こんな記事が有りました。

「世界に自慢したい会社」の紹介で・・・

宮城県仙台市の葬儀社「清月記」が紹介して有ります。


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昨年の震災で大きな被害を受けたと聞いていたが

あちこちにある葬祭会館は、大きなダメージを受けたそうだ

しかし、この会社・・自社の再建よりも

全てのものを失ってしまった人たちのために「小さな仏壇」を

無償で提供したそうだ。

その数・・なんと、1.500台もの仏壇を・・!


心のよりどころとなる仏壇は、被災者の心を慰めたという。

そして、「清月記」から発注を受けた仏壇メーカーは

この話を聞いて「そういう事なら、お代は受け取れない」と

納入代金はいらないので使って欲しい、と提言されたそうだ。


清月記もすごいと思うが、この仏壇メーカーの社長もまた

素晴らしい人物だと思う。

この話は続編もあって、社員一同地域に支えられ

ここまで来れた事に感謝し、地域に恩返しをしている。


飲食事業部を持つ、この会社は

被災者への炊き出しも無償提供しているという。



葬儀業界は年商1億円程度の、零細企業が中心の産業だから

年商何十億という葬儀社は、突出している事になるが

こうして、地域のお役にたてる事、お返しする事を理念としている

何十年も、地域の中で愛されるはずである。


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