お通夜準備も一段落した頃、急いでテレビを見に帰ります。
なぜか?と言うと・・・7時半からのNHK総合
「クローズアップ現代」という番組の特集で
「天国からの お迎え・・穏やかな最期とは・・」
という、番組が有る事を、今朝の新聞で見ていたからです。
![51989MENJWL._SL500_AA300_[1].jpg](http://aiwahall.sakura.ne.jp/sblo_files/aiwa/image/51989MENJWL-thumbnail2._SL500_AA300_5B15D.jpg)
これは、見ておかねば・・と、iphoneのスケジュールに
インプットしました。
内容は、終末医療の現場で、医者は当たり前のように
認識している事・・「お迎え」という一種の幻覚の特集です。
でも、この幻覚が死への恐怖を和らげ、穏やかなものにするという。
私たちの仕事は、遺族としか接点が有りませんから
この番組だけは見ておきたかったのです。
以前、お笑い番組で ボケ について語っていた時
死の恐怖を無くすために、人はボケるんだ・・というコントが有りました。
今日の番組を見ていて、それは・・間違っていないのかも?と・・・。
元気な時、ピストルでも向けられたら・・・全財産投げ打ってでも
助かりたいと思うでしょう・・・それほど、生への執着は強いのです。
亡くなったら、向こうの世界で・・・懐かしい人々に会える
そう思ったら・・・向こうの世界も悪くない
医者は、幻覚の一種だろうと解説しますが
現代の科学でも解明できない世界は・・まだまだ多く存在します。