2012年10月18日

是か非か


今日から・・なんとなく・・やっと・・

いつもの生活に戻ってきたような気がします。

たった2日間、研修で留守しただけだったのに

やるべき事が、びっしりと溜まっておりました。


昨夜のお通夜は、若い方だった事と地域でも

活発に活動していた方だったので

弔問の方々が多かった。


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夕方・・大切な方を亡くしたご家族に会いに行くと

普段良く知っているだけに・・・顔を合わせるのがつらい。

「お世話になります」と泣きながらご挨拶されると

何とも・・・言葉が出なくなってしまう。


故人が元気な頃に、ソフトボールチームを作っていて

私も当時、他のチームに所属していたので対戦した事が有った。

とにかく元気に動き回る人で、仲の良いチームを作っていた。


そんな友達の多い人だったので、昨夜は友人たちも大勢来てくれて

懐かしい想い出話に花が咲いた。


出棺の際は、通常は専用の台車が有るんだけど

友人たちが手を添えたいと言う事で、急遽お手伝いを頂いた。


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そんな光景を見ながら、昨夜も思った事だったけど

お葬式・・とは?


ここ数年・・そのテーマについて考えさせられる機会が多い。


「もう適当でいいので、早めにお願いします」

「面倒なので、出来るだけ簡単な方法でお願いします」

「誰も呼ばないので、何でもいいです」


ご遺族が何故こういった感情になるのか?

内情までは、分からないけど

明らかに以前よりも増えてきたと思う。


事前相談に見えられる方も

家族だけで簡単に済ませたいけど

常識的にどうだろう?と聞きに来られるケースも多い。


相談に見えられたら、まず対象者の現況を聞いて判断するが

相談者が喪主になる場合は、その方の意向に沿わせねばならない。



とりあえず

「こうされたらいかがでしょうか?」と提案をする

その後・・・・ご家族の希望を取り入れ再度提案する。

最終的に、後のトラブルが出にくく

残された遺族が困らないようにしたい。


それは、精神的な負担も有るけど、金銭的な負担も同じである。

体力的な負担は、会館で行う場合はほとんどないと思うが

いずれにしろ、面倒でうっとうしい行事・・

だから、少しでも楽をしたいと言うのが・・本音のようだ。


結婚式の「ジミ婚」がもてはやされるような感覚とは違う

これは、とあるFC葬儀社の広めた「家族葬」という

葬儀の形を広めるための、広告の作り方が間違っていたから・・。

そんな気がする。


家族葬自体は時代のニーズも有り、悪くは無いのだが

問題は、広めるために使用した「キーワード」が原因だと思う。


というより・・・

激戦エリアに食い込むために仕掛けた「経営戦略」が

こんな未来を見通せなかっただけなんだろう。


もう少し丁寧に「家族葬」という、ひとつの形を

作りこみ広げるという努力をすれば良かったのかも?

急いでしまった、ツケの風は・・

今になっては日本中に蔓延し、創始者をも巻き込んでいる。

大切な人を送る気持ち・・・そこを根本から根腐れさせてしまった。


ゴールデンウィークのレジャーは「安・近・短」と

旅行会社が叫べば・・それに消費者は呼応する。

海外より国内旅行、宿泊より日帰りなどのように

旅費を抑えるために、身近な行楽地が人気となった

それはそれで、いい事も有るのだけど・・・。


是か非か・・と聞かれると、全てはお客様が決める事。

しかし・・・それを判断する「消費者マインド」を

コントロールできる立場にある、企業は

ぜひ・・ここ10年程の軌跡を見つめ直して欲しい。

そして・・やっぱり、これだ。という答えを

今後は打ち出して欲しい。



この話は長くなりそうなので・・・またの機会に・・・。


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