2013年01月30日
葬式仏教
今日の都城は、とても暖かい
というか・・・昼過ぎて、暑いくらいですね。
天気も良くて、スッキリ青空が気持ちいい。(^_^)v
南よこいち会館での葬儀司会を終えて、先ほど本社に帰ってきました。
家族中心でのお葬式でしたが、多くの方々がお越し下さいました。
子供さんの居ないご夫婦の、奥様・・まだまだ若い亨年73歳
ギャラリーには、ご夫婦の趣味だったという登山の記念写真と
晩年になられてから、奥様が始めたという、墨絵の作品が並べてあります。
菩提寺である「攝護寺」の若いお坊様の、ご法話が素晴らしく
社員たちもみんな、聞き入ってしまった。
人間万事塞翁が馬 (じんかんばんじさいおうがうま)のお話は
大変、分かりやすく・・また、優しさに溢れたお話でした。
ご家族・・特にご主人の、じっと聞き入っておられる姿が
とても、印象的でした。
昨今、裸の王様のごとく 威張り散らす坊さんが多い中
礼儀正しく、若いのに、とても威厳のある方です。
そう言えば・・・先日の事・・名前は言えませんが
導師控室で「喪主が挨拶に来ない」と憤慨していたお坊様
悲しみに暮れる遺族を、慰めに行くのは、あなたの方でしょう。
と・・言いたいところですが
私たちが、そんな事を言おうものなら・・・さらに
火に油を注ぐようなものです。
そう言えば・・・こういうページが有りました。
「 高慢な僧侶は生き残れるか? 」
これを読むと・・・そうそう・・と思う事が多い
特に、「 導師を務める僧侶の権威づけのため・・・」という文節
確かに、どこの地方にも有るようですね。
葬式仏教と言われ・・WiKiを見ると・・・
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葬式仏教(そうしき ぶっきょう)とは
本来の仏教の在り方から大きく隔たった
葬式の際にしか必要とされない現在の日本の形骸化した
仏教の姿を揶揄して表現したものである。
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と・・解説しています。そう言えばそうですね・・・
日本人のほとんどは、仏教徒で有りながらも
正月や節目には、神社に行くし・・クリスマスも祝い
バレンタイデーも・・・
仏前結婚式・・有るには有るんでしょうが、見た事が有りません。
これは、お坊さん方が・・・威厳を求めるあまり
自分たちで、敷居を高くしてしまった結果だと思います。
何につけても作法だの、礼儀だの・・外に求めすぎて
お葬式や法事以外の場面では・・あまり会いたくない。
と言うより・・葬儀の場合は・・仕方がない。
いずれにせよ・・・
お寺の維持費を払い、お寺を支えているはずの、門徒信徒に対し
こういった高慢な態度が・・今後、さらに
ひどくなるようなら・・何か対策を見出さねば・・
と、思っています。