2014年04月14日
3方良し
先月末に、同友会フォーラムの室長をさせて頂いたんだけど
ゲストに招いた方の中に、おかげ祭り振興会の川本会長さんに
お越しいただいて、おかげ祭りの誕生秘話、苦労話などを
お聞かせいただいた・・。
ずっと以前から、川本会長とは仲良くさせて頂いていたので
街づくりの基本的な考え方など、聞いていたつもりだったが
今回の話の中に・・・「3方良し」という言葉が出てきて
これは、昔から商人の中で言われていた言葉だったらしい。
3方とは・・・売り手、買い手、世間・・すべてが良くないと
良好な商いは出来ないという話だった。
通常であれば、売り手と買い手だけが良ければ、それで良さそうだけど
商売人と言うのは、世間も・・つまり地域も良くしなければいけない・・
そうして、地域から支えられて良い評判を頂き成り立っている。
先日のフォーラムでは
博多明太子「ふく屋」の川原社長も、同じ事を話しておられた。
実際に博多の祇園山笠では、ふく屋の功績が大きく
地域の人々は、博多に「ふく屋」が有って良かった。
というドキュメンタリーも、テレビ番組でも紹介されていた。
それでも、自社だけの利益追求をする会社は・・というか経営者は
いなくなる事は無いんだけど・・・・。